野球肘(後方型)

野球肘(後方型)とは、野球の投球動作で肘の後ろ(肩に近い部位)に痛みが出る症状です。肘を曲げた際に出っ張る「肘頭」という尖った骨が骨折したり、他の骨と衝突することで痛みが起きたりします。

原因

投球動作のやり過ぎやフォームの不良などで、肘に過剰な負担がかかることです。成長期の野球選手だけでなく、成人の野球選手にも発症する可能性があります。

治療方法

  • 投球を中止し、肘を安静に保つことです。
  • 痛みが引いてからは、投球フォームや肘の使い方の見直しを行います。
  • リハビリテーションでは、肘の後方の筋肉の強化が重要です。
  • 損傷の程度が高度である場合や、日常生活に支障がある場合は、手術が必要になることもあります。

セルフケア

  • 痛みが引くまで安静を心がける
  • ストレッチやマッサージを続けるリハビリとして筋トレを行う

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